疑わしい項目の2番目として「約3年前に他の地区から被害者宅近くに転居して来た」とあるが、石田兄弟が養豚場を始めたのは事件の4年前である。1年の記述の違いは大した事でも無いとも言えるのだが。
この石田兄弟が被害者宅と「顔見知り」であった可能性も無くは無い。と言うのは、丁度石川氏が養豚場で労働していた頃、経営者の石田一義は被害者宅近所の織物業松本留造宅の裏の建物を間借りしていた。松本氏は村議、PTA会長等を歴任しており、娘は被害者とも親しく、被害者宅、PTA会長の増田氏とも親交があったと言う。事件当時は捜査側の前線基地にもなっていた。
松本宅のこういう事情から、養豚場経営者が被害者宅と顔見知りであった可能性もあると言う事である。そうなると下記記事も、養豚場関係者の事を書いていると言う推測も成り立つ。
するとこの「A」とは養豚場経営者・石田一義の事になる。事件当時彼は権現橋を佐野屋側に渡った先に新居を構えて居住していたから、『さる3日未明身代金引渡しのさい、捜査陣が遠巻きにした警戒網の中に住んでいた』事にもなるのである。直線距離なら被害者宅から5、6百メートルと言う事にもなる。
こういう周辺状況ゆえ、石田兄弟や養豚場関係者が被害者と顔見知りと(だからと言って「交際」があったと言っている事にはならないから)判断されたとしてもそれほど可笑しくは無い。
既に5月5日頃には、石田はスコップの紛失届けを書かされていたから、事件発生当初の早い時期から被差別部落分けても養豚場関係者にターゲットを絞った捜査が行われていたと言う推理も頷ける。
他方、898氏の叔父さんの話もこの記事と良く符合する。5月5、6日ごろ、OGを含む「4名」の被害者に接点のある者達が容疑線上に浮かんでいた。12日には被差別部落に絞った結果であろう、捜査人員が40名削減。15日、石田3兄弟を近日逮捕と発表。18日、捜査人員が更に削減。この日に、叔父さんも捜査本部を離れる事になったと言う。
この流れからすると、6日の記事はやはり叔父さんの語ったABCの事である線も捨て切れない。と言うか小生はどちらかと言えばそういう気がする。